
「睡眠時間を削れば、その分だけ勉強や仕事ができる。」
そう考えて、ショートスリーパーに憧れたことはありませんか?
SNSでは「毎日3時間睡眠」「ほとんど寝なくても平気」という人を見かけることがあります。しかし、ショートスリーパーは誰でもなれるものではなく、多くの人が無理に睡眠時間を削った結果、慢性的な寝不足になっているだけとも言われています。
睡眠時間が増えることより、「起きている時間を増やすこと」を優先してしまうと、気付かないうちに心身へ負担が蓄積しているかもしれません。
この記事では、ショートスリーパーを目指すことで起こりやすい弊害について解説します。
ショートスリーパーは努力してなれるものではない
ショートスリーパーとは、生まれつき短い睡眠でも健康に生活できる体質の人を指します。
そのため、「毎日3〜4時間しか寝ない生活を続ければ体が慣れる」というものではありません。
実際には、
▶ 強い眠気を我慢している
▶ コーヒーやエナジードリンクに頼っている
▶ 疲労に気付かないまま生活している
という状態になっている人も少なくありません。
睡眠不足は本人が慣れたと感じていても、脳や体には少しずつ負担が蓄積していきます。
睡眠不足による体への影響が気になる人は、「睡眠の質を上げる方法」も参考にしてみてください。
ショートスリーパーを目指す5つのデメリット
▶ 集中力や判断力が低下する
睡眠不足になると、集中力や判断力は少しずつ低下します。
「起きている時間が長いから効率も上がる」と思われがちですが、実際には頭が働きにくくなり、勉強や仕事が思うように進まなくなることがあります。
時間だけ増えても、成果まで増えるとは限りません。
▶ イライラしやすくなる
睡眠不足はメンタルにも影響します。
十分な睡眠が取れていない状態では、小さなことでイライラしたり、感情をコントロールしにくくなったりすることがあります。
家族や職場での人間関係にも影響するため、「寝不足くらい大丈夫」と軽く考えないことが大切です。
▶ 眠気をごまかす生活になる
睡眠時間を削ると、眠気をごまかすための行動が増えやすくなります。
例えば、
▶ コーヒーを何杯も飲む
▶ 冷水シャワーや熱いお風呂に入る
▶ 激しい運動で眠気を飛ばす
などです。
本来なら休息に使うべき時間を、「眠気対策」に使ってしまえば、自由時間が増えたとは言えません。
▶ 作業効率が下がる
睡眠不足の状態では、ミスが増えたり、同じ作業に何倍もの時間がかかったりすることがあります。
結果として、
「起きている時間は増えたのに、仕事や勉強は進まない」
という悪循環に陥ることもあります。
効率よく勉強したい人は、▶家で勉強に集中できない原因はこれ|今日からできる改善法7選もあわせて読んでみてください。
▶ 「寝ていないこと」が目的になってしまう
ショートスリーパーを目指しているうちに、「睡眠時間が短い=すごい」と考えてしまう人もいます。
しかし、本当に大切なのは睡眠時間ではありません。
起きている時間をどれだけ充実させられるかです。
睡眠時間を削ること自体を目標にしてしまうと、本来の目的を見失ってしまいます。
必要な睡眠時間は人それぞれ違う
必要な睡眠時間には個人差があります。
6時間で十分な人もいれば、8時間以上寝ないと本来の力を発揮できない人もいます。
大切なのは、
▶ 朝スッキリ起きられるか
▶ 日中に強い眠気がないか
▶ 集中力が維持できるか
といった、自分の体調を基準に判断することです。
他人と睡眠時間を比べる必要はありません。
まとめ
ショートスリーパーに憧れて睡眠時間を無理に削ると、
▶ 集中力や判断力が低下する
▶ イライラしやすくなる
▶ 眠気をごまかす生活になる
▶ 作業効率が落ちる
▶ 睡眠時間を削ること自体が目的になってしまう
といったデメリットが起こる可能性があります。
睡眠時間の短さは自慢できるものではありません。
自分に合った睡眠時間を確保し、起きている時間の質を高めることが、結果的に勉強や仕事の成果にもつながります。
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